私たち夫婦が運営する『guesthouse Nafsha』で一番人気なのが、キッチン。「キッチンが見たかったんです!」とか「料理したくなりますね」など、ありがた過ぎるお言葉をいただく度に嬉々としております。というわけで、今回はそんなNafshaの台所を大解剖!です。
テーマは「機能性」と「できるとこだけDIY」
リノベーション全体を通して、あるものを活かすという「アップサイクル」を意識しているNafshaですが、水回りや食べ物を扱うキッチンに関しては「機能性」と「衛生面」を重視しています。直接肌に触れるところは文明の力を存分に借りて、インテリアや空間全体に関する箇所は「再利用」や「アップサイクル」を出来るだけ意識しました。だからあくまでDIYも “できる範囲で”。自力で中途半端なものをつくるより、プロに確実に仕上げてもらった方が持続可能的だと考える派です。何事もバランスバランス(ご都合主義 笑)。
みさと
シンクは業務用
シンクは将来的に飲食許可営業を取ることを見据えて、二槽シンクを選んでいます。業務用のキッチン設備を取り揃えている「テンポスバスターズ」で購入しました。安いうえに機能的なので、施主支給を考えている方にはおすすめです。我が家で使っているのはこちら↓
キッチンシンク&作業台
- 二槽シンク(幅750㎜*奥行600㎜*高さ800㎜)
- 作業台(幅450㎜*奥行600㎜*高さ800㎜)
- コンロ台(幅450㎜*奥行600㎜*高さ800㎜)
※メーカーは東製作所
みさと
あきら
水栓は混合の浄水器内臓型
シンクが決まったら、次は水栓を選んでいきます。邪魔にならない高さやうるさすぎない存在感を目指した結果、「LIXIL 浄水器内蔵シングルレバー混合水栓」に落ち着きました。お湯と水をひとつのレバーで切り替えられる作業性の良さと、浄水器が内臓されていることが決め手です。
みさと
食器棚は無印のステンレスラック
食器棚は無印良品の「ステンレスユニットシェルフ」を使用しています。サイズや引き出しを自由に選ぶことができるので、店舗のサービスカウンターで相談しながら組み合わせを検討。我が家では食器類やグラス類のほとんどをここに収納しています。
あきら
タイルはシールタイプでDIY
シンクとコンロの周りに貼ったタイルは、裏がシールになっているものを購入。難しい工程なしに自分で施工することができました。通常は難易度の高い「目地」も、予め用意されている網目状のものをはめるだけで完成。正直なところ本格的な目地よりは見た目のチープさが否めませんが、手軽さという点では高得点です。
みさと
壁の一部はマグネット&黒板塗装
キッチンの壁も基本的には洗面所と同様「光触媒 OPTIMUS」を使用していますが、一部だけ「マグネット塗装」と「黒板塗装」にし、空間のアクセントにしました。ちなみにこの二つ、塗りにくさが抜群です(苦笑)。
あきら
照明は3連灯で広範囲を照らす
シンクと作業台を照らす照明は、なるべく広範囲を照らしたかったので「3灯ペンダントライト」を使用しています。この「3灯照明」は品揃えが豊富なので、ぜひ気に入ったデザインのものを探してみてください◎
あきら
飾り棚は古材を使用
グラスホルダーや保存容器棚として使用している飾り棚は、建築現場で足場として使用された古材を再利用しています。正直これくらいシンプルな板なら自力で加工できたかな…と思わなくもないですが、今回はネット注文で購入しました。こうゆうものを販売している会社もあるんだなぁと知れて良かった(笑)。
みさと