【妊娠9か月】公立岩瀬病院の産科レビュー

マタニティ 妊婦検診 地方 産婦人科 公立岩瀬病院

前の投稿からだいぶ経ってしまいましたが、この間に私たちのあいだに命を授かることができました。約3年半の不妊治療期間を経ての、待望の第一子妊娠です。
母子ともに順調で、現在臨月間近の35週目を迎えることができました。
ここでひとつ、私たちの暮らしている福島県須賀川市の産院や支援について記録しておこうと思います。

私たちは須賀川市で唯一の総合病院「公立岩瀬病院」での出産を決めました。今回は通院体験をもとに記録してきます◎

みさと

※公立岩瀬病院では院内の撮影は禁止されているので、写真は基本的にありません。
ブログの記載内容も院側に迷惑のかからない程度で記載しております。

公立岩瀬病院を選んだ理由

公立岩瀬病院を選んだ理由は3つあります。一つ目はシンプルに最寄りの病院だということ、二つ目は総合病院かつNICUもあるため、何かあったときの対応が産院や助産院よりもしやすいこと、三つ目はこのあたりでは珍しく無痛分娩に対応していることです。

ちなみにですが、岩瀬病院は福島県立医大の前身ともなっていて、医大の先生に「岩瀬病院で産みます」と言うと、心なしか安心されたように見受けられました(笑)

みさと

公立岩瀬病院の妊婦検診

公立岩瀬病院での妊婦検診は、わりと手厚い方かと思います(ほかの産院に通ったことがないのであくまで印象ですが…)
検診の内容は大まかにまとめると以下のようになります。

月・週数 検診内容 検診頻度
2か月(4~7週) ※妊娠反応 内診/超音波検査
3か月(8~11週) 超音波検査/心拍確認・予定日の確認
4か月(12~15週) 検尿・血圧・体重・超音波検査(毎回)/子宮がん検診・初期採血 4週間に1回
5か月(16~19週) 検尿・血圧・体重・超音波検査(毎回)※18~19週はスクリーニング超音波検査 2週間に1回
6か月(20~23週) 検尿・血圧・体重・超音波検査(毎回) 4週間に1回
7か月(24~27週) 検尿・血圧・体重・超音波検査(毎回) 2週間に1回
8か月(28~31週) 検尿・血圧・体重・超音波検査(毎回)/中期検査(採血・クラミジア検査) 2週間に1回
9か月(32~35週) 検尿・血圧・体重・超音波検査(毎回)/GBS検査 2週間に1回
10か月(36~39週) 検尿・血圧・体重・超音波検査(毎回)/採血(36週頃)NST(38週~毎回)/内診(39週~毎回) 1週間に1回

みさと

また、26週以降になると「助産師外来」というものが受けられるようになります。これは医師の代わりに助産師さんに検診をおこなってもらうというもの。メリットとしては医師には聞きにくい妊娠中のささいな困りごとや心配ごとなどを聞いてもらえるという点。予約制なので待ち時間も少なく受けられます。
注意
助産師外来を受けられるのは、26週以降かつ合併症などもない状態で、医師からの許可がある人に限定されています。

公立岩瀬病院の印象

通院して感じるのは、公立岩瀬病院の産科は妊婦さんへのケアが結構手厚いな、ということです。助産師さんの距離感がちょうどよく(ドライすぎず、べたべたしすぎず)、安心して相談したりお産をサポートしてもらえるような雰囲気があります。私見ですが、通ってみての印象を箇条書きにするとこんな感じ…↓

岩瀬病院の印象
  • 全体的にほどよいアットホーム感
    総合病院ですが、大きすぎないためか医師や助産師さんとの距離感がほどよいです。
  • 検診の頻度が高め
    一般的には23週までは4週に一回の妊婦検診ですが、5か月目には赤ちゃんの形状以上をみつけるための検査が2週に一回あり、心強かったです。
  • 母子・両親学級が充実
    病院独自の母子学級(前・後期)と両親学級があり、妊娠生活や出産に向けての基礎知識を教えてくれます。
  • 助産師によるマタニティヨガが受けられる
    ヨガの資格をもつ助産師が教えてる「マタニティヨガ」のクラスがあります。助産師が講師なのは県内でもまれです!
妊婦さんへの教育はもちろん、両親学級での父親向けの教育もしっかりしていて、親になるための心構えを叩きこんでもらえます(笑)。あと、マタニティヨガではクラスの前後に赤ちゃんのモニターもしてもらえるのがうれしかった◎

みさと

公立岩瀬で対応している分娩方法

2025年3月時点で対応している公立岩瀬病院での分娩方法は、以下の通りです。

  1. 自然分娩
  2. 計画無痛分娩
  3. 帝王切開

みさと

私たちは計画無痛分娩ができるというのが決定打でした。
注意
計画無痛分娩の場合、公立岩瀬病院で対応できるのが1)平日かつ 2)9時~17時頃まで となっています。無痛分娩の麻酔ができる医師がすくない夜間や休日は対応不可。なので計画的に入院し、陣痛促進剤をうっての出産が基本となります。その場合でも、計画通りに陣痛が来ず、夜間や休日にかかった場合は無痛分娩対応不可になるそう。

公立岩瀬病院の産科病棟

公立岩瀬病院の産科病棟は、大部屋と個室、そして特別個室の3通りがあります。妊婦の希望によって選択可能ですが、もちろん個室になると別途料金が加算されます。費用感はざっくりとこんな感じです↓

部屋タイプ 費用
特別個室 16,500円/日
個室B 6,600円/日
個室C 6,875円/日
※非課税。須賀川市・鏡石町・天栄村・玉川村在住の場合は上記から2割引き。


このほか、陣痛室が2つ、分娩室は3つあります。

みさと

公立岩瀬病院に通ってみて(☆評価)

9カ月目を迎えてみての公立岩瀬病院の全体的な印象は、「ここで良さそう」といった感じです。初産ということもあり、他との比較ができているわけではないのですが、初期の不妊治療で通っていたころの病院や医師への不信感はまったくありません。待ち時間もそこまでありませんし、施設も清潔できれい。個室の用意もあるので(私は個室希望)、出産時のストレスも少なそうです。
勝手ながら星評価をつけさせれもらうと、以下のようになるでしょうか。

公立岩瀬病院の印象
検診内容
(3.5)
医師・助産師
(4.0)
待ち時間
(3.5)
施設の充実度
(5.0)
費用
(4.0)
総合評価
(4.0)

みさと

計画無痛分娩のスケジュールはこれから決まる予定。最後まで油断はできませんが、今後の動きがわかり次第、またアップデートします!

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