地方移住をしよう!移住促進!と全国の地方自治体が力を入れている「移住政策」。ここ福島県須賀川市の例に漏れず、少しずつながら移住促進への取り組みがなされています。そもそも、市民が「うちのとこにも人来てほしいな~」と切望しているかは分かりませんが、このままで行くと首都圏では相変わらず人口があふれパンク状態、地方はより過疎化して生活インフラさえもまともに機能しない、なんてことも起こり得えそう。コロナも経て、都会で「このままの暮らしで本当に良いのかな…?」と少しでも疑問に思ってる人には、新たな選択肢を考えるよい機会かもしれません。
今回は「須賀川市に移住したら交付される補助金(2023年1月現在)」をもとに、新しい暮らしをスタートさせるための移住シュミレーションをしていこうと思います!妄想するのはタダですから~(笑)
みさと
あきら
移住したら交付される補助金は二種類
2023年1月(令和4年度)では、以下の通りになっています。
移住で交付される補助金
みさと
あきら
交付の大まかな条件
- 県外(主に首都圏・都市部)から福島県内へ移住する人
- 一定期間を県外(主に首都圏・都市部)に居住していた人
- 移住前の直近を県外(主に首都圏・都市部)で居住していた人
- 税金等の公共料金の滞納がない人
みさと
あきら
具体的な補助金額をシュミレーション!
では早速、福島県須賀川市に移住してきた時にもらえる具体的な金額をシュミレーションしていきましょう◎
今回は3つの世帯パターンで、それぞれ住宅取得をした場合を想定して計算してみました!
みさと
例1)20~30代夫婦、子供なしの場合
- 補助基本額…130万円(須賀川市)/70万円(福島県)
- 40歳未満…50万円(須賀川市)/10万円(福島県)
- 住宅建築を市内業者が請負う…10万円(須賀川市)/10万円(福島県)
合計:190万円(須賀川市)+90万円(福島県)=280万円/世帯
みさと
例1)20~30代夫婦、子供3人の場合
- 補助基本額…130万円(須賀川市)/70万円(福島県)
- 40歳未満…50万円(須賀川市)/10万円(福島県)
- 18歳未満の被扶養者…100万円(須賀川市)/10万円(福島県)
- 住宅建築を市内業者が請負う…10万円(須賀川市)/10万円(福島県)
合計:290万円(須賀川市)+100万円(福島県)=390万円/世帯
あきら
みさと
例3)40代以上、単身の場合
- 補助基本額…130万円(須賀川市)/70万円(福島県)
- 住宅建築を市内業者が請負う…10万円(須賀川市)/10万円(福島県)
合計:140万円(須賀川市)+80万円(福島県)=220万円/世帯
もろもろの条件を満たした場合、須賀川市の世帯当たりの補助金交付額は200万円~400万円近くということになります。ただし、補助金あるあるで要件は細かく規定されており、なかなかクリアするのは難しい場合も…。また交付が決定された場合も縛りがたくさんあって、きちんと使いこなすにはかなりの労力と時間が必要そうです。
どんな人に向いている?須賀川市の移住補助金
ざっくりと(本当にざっくり…苦笑)補助金のシュミレーションが出たところで、「じゃあ実際この補助金に向いてる(条件が合う)人って、どんな人よ!?」を、これまた勝手にまとめてみようと思います!
みさと
補助金活用に向いている人
- 現在、首都圏在住である(東京・神奈川・千葉・埼玉あたり)
- 首都圏の居住歴が10年以上ある(通算で。途中で地方の居住歴があっても問題ない)
- 移住前の直近の1年以上を首都圏に居住している
- 仕事がテレワーク可能な職種で、転職の必要がない
- 福島県で新たに就職、または転職をする
- 福島県で新たに起業する
- 移住先で10年以上の居住をする(意志がある)
あきら
1)福島を離れて首都圏進学・就職⇒Uターン
- 進学と同時に福島を離れて首都圏へ
- そのまま首都圏で就職
- 地元を離れて10年以上(専門・短大卒で30歳前後、大卒・院卒で30代前半)
- フルリモート可の仕事に就いていている
- 良い仕事があれば県内企業に転職も考えている
- またはUターンを機に起業しようと思っている
2)首都圏出身・在住で地方暮らしに興味あり
- 出身地が首都圏
- そのまま首都圏で就職
- 地方で持ち家を買って、広々とした空間で暮らしたい
- フルリモート可の仕事に就いていている
- いい仕事があれば県内企業に転職も考えている
- または移住を機に起業しようと思っている
3)福島出身のパートナーと移住を検討
- 福島県出身のパートナーがいる
- 首都圏在住歴は通算10年以上(現在も住んでいる)
- 地方で持ち家を買って、広々とした空間で暮らしたい
- 子育ては地方でのびのびとしたいと思っている
- フルリモート可の仕事に就いていている
- いい仕事があれば県内企業に転職も考えている
- または移住を機に起業しようと思っている
みさと
あきら
今回ご紹介した補助金はあくまで令和4年度のもの。今後は変わる可能性も大いにあるので、気になる人は逐一チェックをおすすめします!これまでの傾向から見ると、その年度の4月~7月の間に募集がかかっている(二次募集がある場合)ようなので、市と県のHPからぜひ確認してみて下さい◎
あきら
次回は福島の住宅実情をリポート!
今回は須賀川市に移住した場合に交付される補助金を例に、「どんな人に向いている?」という勝手に妄想シュミレーションをお届けしました。とは言え200~400万円で住宅購入が条件の補助金って、いったいどれくらい家計の足しになるの?という素朴な疑問も残るはず…。そのあたりは次回、福島での住宅実情も踏まえて考察していこうと思います!
みさと
[…] 前回の記事で、須賀川市への移住で交付される補助金を勝手にシュミレーションしてみましたが、今回はその補助金が交付されたと仮定して、いったいどのくらい家計の足しになるのであろうかを、これまた勝手に試算してみようと思います! ここで出している諸々の相場は、インターネットで公開されている須賀川市の物件情報と、地元に住んでいて感じる佐藤夫妻の肌感覚をもとに、ごくごくゆる~く割り出したものです。あくまで一例としてご参考いただけたら幸いです◎ […]