過疎地域のライフハック2!秋の長沼まち歩き&芋煮会

柳沼豆腐店

先月10月下旬。須賀川市の長沼地区を楽しもう!の会を開催しました。夏の藤沼湖でのBBQに続き、二回目の長沼ハックです。
今回はお楽しみの芋煮会!の前に、長沼の街を知る時間として城跡や商店街を歩いて感じる時間を持ちました。
生粋の長沼っ子である友人と地元の公民館館長さんにアテンドしてもらい、よそ者だけでは知り得ない長沼に触れることができましたとさ◎
さ~て、お写真たっぷりで当日の様子をHere we go!

あきら

今回の会は皆で集まって宴を催す昔の集まり「講」からの着想を得て、『秋の講』と名付けたよ◎

長沼城址にチェックイン

まずはじめに、かつて長沼城があったところ、「長沼城址」にチェックイン。
総勢10名以上の県内外の参加者さんが集まって、はじめましての軽い自己紹介とご挨拶をしました。

長沼城址にチェックイン

参加者のみなさんと、仕切るあきら(夫)。

この後、地元の人に案内してもらいながら山の上の城跡を目指したよ。

みさと

長沼城跡散策

みんなでぞろりぞろり城跡を目指す。

長沼城址散策

10~15分登って、頂上の城跡に到着。

あきら

山の上からは長沼の街が一望できたね!
長沼城址散策

城跡から長沼の街を眺める。

長沼の街中を散策

長沼のお城址を見学した後は、下に降りて街中を散策です。城があったといことは、長沼は城下町。かつて鶴ヶ城の出城でもあったという長沼城のおひざ元には商店街があり、個人店が軒を連ねています。…が、やはり過疎化の波は避け切れていない模様。昔はにぎわっていたというメイン通りも、今ではシャッター街としてひっそりとしています。

長沼のメイン通りに近い筋。

長沼のメイン通りに近い筋。

みさと

それでも!やっぱり今でもしっかり営業を続けているお店もありました!
松屋菓子店

街の和菓子屋、松屋菓子店さん。

お散歩途中のお饅頭はたまりません…!

メイン通りで今も続くお豆腐屋さん「柳沼豆腐店」では、店主からの貴重なお話をたっぷり聞かせてもらったよね!

あきら

柳沼豆腐店

柳沼豆腐店さんの外観。手書き文字の看板がかわいい。

柳沼豆腐店の青豆豆腐

柳沼豆腐店さんの青豆豆腐は、味が濃くてそのままでも美味しい。

みさと

さーて、街歩きの次はお楽しみの芋煮会!

秋と言えば…藤沼湖で「芋煮会」!

東北出身者であれば、秋と言えばで思いつくのは「芋煮会」!ではないでしょうか…?子供のころは、「芋を煮て何が楽しいんだ?」と思っていたものですが、大人になってみると、この「芋を煮てみんなで食べる」というシンプルな催しに風情を感じたりするから不思議です。
ということで、午後からは長沼町の大きなダム「藤沼湖」へ移動して、キャンプサイトで芋煮会をしました◎

芋煮会

芋煮と言えば里芋!みんなで野菜の皮をむきむき。

芋煮会

味は二種類、みその「宮城風」としょうゆの「山形風」をつくりました。

みさと

私のダイナミックな味付けにより、砂糖過多の激甘鍋になったよ!みんなごめん!
芋煮会

タープも貼って、日差しもしのげるように。

芋煮会

街のコーヒー豆ロースター屋さんもいてくれたので、美味しいコーヒーを淹れてもらえました♡

あきら

こうして見ると、ほんとにいい時間だったよね(笑)
なんかすっごくQOLの高い休日だ…。

みさと

過疎地域と言うけれど

過疎地域とか一部過疎とか言われている私たちの住むエリア。ですが自然は豊かで田んぼはあって、人は減ってはいるもののプライドを持って店を続けている人もいる。こうやってみんなが集まれば、なんだかとても穏やかで美味しくて豊かな時間を過ごせるのが、この地域の魅力だと思いました。「おいしくて」「人が優しくて」「自然が美しい」。この三拍子が私たち夫婦が幸せを感じるための欠かせない要素なのかもしれません。逆を言えば、これらが満たされていれば、幸せだということ。そう言う意味でこの“過疎地域”は、無限の幸せの可能性を秘めているなと改めて思うのです。

All photos by yusukeono87

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